2021年1月26日火曜日

2021年  神泉教会献館から30年を迎えました! 

我は世の光なり

光は暗闇の中で輝いている

 新年あけましておめでとうございます。

コロナによる暗闇が世界を覆っています。でも、光がある限り失望しては

なりませんね。

施設に入所されているため、昨年3月以降全く礼拝に出席できなかった

ある信徒の方が、こんな話をしてくれました。

教会連絡のなかで「光は暗闇の中で輝いている。」との新しい年の標語を見

た時、一つの光景を思い出しました。幼少の頃、家計を助けるために、小学

3年生から新聞配達を始めました。夏や、秋はまだよかったのです。

 けれども冬は寒い、暗い、それに家に帰るには墓所を通らなければならない

ため、怖く、本当につらかったのです。今のように街灯がありません。

自動車も通りません。月明かり、星明かりがあるときはうっすらと目の前が

見えます。

しかし月も星も出ていない時は、自分の足元さえ見えません。

しかし、そのような朝は必ず、新聞配達をしている間中、母が家の前で提灯

をもって立っていてくれたのです。ふもとの民家を回りながら、目を上げる

と暗闇の中で、ぼっと提灯の光が見えるのです。

「光が見える、あそこにおかあちゃんがいる」と思うと、寒さも怖さも消え

ていくのを感じたことを思い出しました。

どんな暗闇の中でも、神さまの光が見える時、イエス様がおられると分か

るとき、寒さも不安も消えていきます。」と。

この先、わたしたちの生活が、世界の状況がどのようになるかわかり

ません。しかし、わたしたちが目を上げる時、神ご自身の希望の光は

輝いているのです。そこに、光なるイエス・キリストが共におられま

す。

イエスは言われます。

「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むこと

なく、いのちの光を持ちます。」(ヨハネ8:12新改訳2017) 

                      今より我は主なり

 ぜひ希望をもって、光のもとにおいでください。イエス・キリスト

(教会)はいつでもあなたのおいでを待っております。


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