2016年6月13日月曜日

ル・シャンボン村のひとびと

今月は6月12日 アンネ・フランク生誕88年の記念の日を終えた。
アンネは「もし、神様がわたしを長生きさせてくださるなら、つまらない人間で
一生を終わりたくありません。 わたしは世界と人類のために働きます。という
理想を抱きつつも、強制収容所で若き命が奪われた。
 家族で一人生還した父オットー・フランク氏が、彼女が書き残した日記に触れ
彼女の理想を実現すべく、平和を実現するために、働き続けた。

 聖イエス会とこのオットー 氏との出会いは、今、深みを増して、平和の実現に
向かって前進している。

 今、、アンネが生きていたら、88歳のおばあちゃんになっているわけだが、
教会にも、同世代の方々おられる。

 時折、煙のように早く舞い上がりたいと 生きることのしんどさに希望を失い
かけている人もいる。

 アンネはそんなおばあちゃんになっているのかな?それとも、生涯、世界と
人類のためにと 平和実現のために働いているのだろうか?と考えたが
やはり理想を追い求めていただろうという思いが強く心を動かした。

 年老いたら理想は消え失せるということはない。そして神様はもっと
希望をもって働きを必要としておられる。

 キリストを生きるということこそが、私たちの地上に生きるものの使命だからだ。
 と励んでまいりたい。


 今月のオープン礼拝は ル・シャンボン村のひとびとに注目
 
 アンドレ・トロクメ牧師を中心に あのナチの脅威からユダヤ人を匿い
助けた方々の逆転の発想、不可能を可能とする人類愛の力を学びとりたいと
願う。それはまた 自分のために生きるのではなく、他者のために生きる
人生でもある。

  6月26日(日)朝10:15~11:30

    戦時中、ル・シャンボン村の人たちと共に
 ユダヤ人を助けた諸国民の正義の人の一人 トロクメ牧師

 聖書に生きた崇高な生き方を

 「義に飢え渇く人々は幸いである。その人たちは満たされる。」マタイ5・6