10月のオープン礼拝 10/24(日)10:15am
輝く日を仰ぐとき~心に残る賛美歌~
先日、私の身内が亡くなりました。2年前、肺炎で手術、その後、回復を願いましたが、家での生活は難しいため闘病生活をしている中にコロナ禍に巻き込まれ、2年という月日、面会も許可されず、当人も家族も、苦しい日々が続きました。頼るべきお方は神、イエス・キリストしかいません。いよいよ、コロナによる緊急事態宣言も解除された矢先に誤嚥性肺炎に見舞われ、重篤状態になったとき、はじめて面会が許され、そして2日後に危篤、静かに安らかに眠るように天に帰って行きました。
しかし、その顔には、天的な輝きがあり、微笑みがあり、家族を魅了し、またその顔と直面した方は涙と天が開かれている光景を見たのです。ただ病室の天井を仰ぐことしかできなかったはずですが、天井ではなく、天上(神がおられる場所)を仰ぎみていたのです。
もちろん山のあなたの空遠くではなく、心の中に御名(神の名)が与えられていたので心の中でイエス・キリストは主(神)であると崇めつつ、地上の幸せではなく、天の喜び、幸せを味わっていたのだと思います。
その方は、賛美歌が大好きでした。この度、ご紹介する賛美「輝く日を仰ぐとき」もその一つです。自然界、人生も移り行き、嵐、苦難、絶望の危機、数多くの苦難が押し寄せてきますが、しかし、それらのすべての中に、まことの神を見出した作者の心と一つとなって、絶望の淵から、希望の光を見出されていたのでしょう。そして、希望は失望に終わらない、全く新しい未来が開かれていくのです。
コロナ禍は、人々に歌うことを取り去りました、聖歌隊の人も、聖歌隊席で歌う機会も得られませんでした。しかし、ちまたで絶望から産み出された若い人たちの応援歌によって、また賛美歌によっていのち拾いした人が多くあります。改めて賛美、歌の素晴らしさを実感します。
この度のオープン礼拝は、生の声ではありませんが、映像を通して、讃美歌の持つ魅力について、人間の根底に流れる魂の喜びを共に味わってみたいと思います。
コロナは、依然収束したわけではありませんので感染対策をして皆様をお待ちしております。
ともに、心の中で、賛美の歌声を創造者である神に向けて歌ってみませんか。神は愛なり
あなたのご来会をお待ちしております。お気軽にお越しください。
心に残る讃美歌 輝く日を仰ぐとき
聖イエス会神泉教会 岩本 電話45-3334(道越)
〔しまなみサイクリングロード沿〕